平成21年10月3日(土)ACE体験入学の中で、ACE卒業生による就職体験講演会が実施されました。 平成20年3月高度情報処理学科(3年課程)を卒業して、(株)エィ・ダブリュ・ソフトウエアで将来のシステムエンジニアとして頑張っている上原 隆広(うえはら たかひろ)さんにお話を伺ったのでご紹介致します。
現在どのような仕事をされているのか、教えて下さい。
(株)エィ・ダブリュ・ソフトウエアは、カーナビゲーションシステムのソフトウェアを開発する会社です。
私はシステムチームに所属し、ユーザーからの機能切り替え要求に対して、状況判断をして機能切り替えする部分のソフトウェア開発を行なっています。
例えば、走行中にTV切り替えボタンが押された場合、現在走行中であるか否かをいろいろなセンサーから感知し、走行中であればTV映像を写さない処理、停車中であればTV映像を映すなど判断し、指令を出す部分のソフトウェア開発を担当しています。
職種について、学生時代にイメージしていた部分と実際に就職して経験したときの大きなギャップがあれば、どのような内容か教えて下さい。
学生時代は、プログラムを組むだけだと思っていましたが、コーディングしている時間よりも、仕様変更内容を残すための文章を読んだり書く時間のほうが多いことです。
毎日の仕事のイメージを教えて下さい。
我が社は、フレックス制を導入しているので、6:30〜10:30の間ならいつでも出社可能ですが、基本が9:00〜18:00勤務ですので、これに従って説明します。
9:00〜9:30 メールのチェック
9:30〜12:40 打合せ/仕様書作成/コーディング
12:40〜13:40 昼食
13:40〜18:00打合せ/仕様書作成/コーディング
となります。仕様書作成/コーディング(一人でパソコンに向って行なう業務)と打合せの時間比率は、8:2の感じです。
このような職種に就く場合、どのようなことに気をつければよいですか。
また、どのような性格の人が適していると思いますか。
まず、責任を持って与えられた仕事をこなすことです。その次に、日常の小さな事でも、何が原因でこのような結果になったかを考える癖をつけることだと思います。
性格としては、物事を論理的に考えられる・考えようとする性格の方が適していると思います。
就職したときに、学生とは違うなぁーと感じたことは何ですか。
自分でも驚いているのは、夏休み等の長期休暇が無くても何とも思わなくなったことですね。 仕事が充実しており、時間の過ぎてゆく速度が速く感じます。今は、土・日の休みがあれば充分だと感じています。
先生との関係や学ぶ場所として振り返ると、貴方にとってACEはどんな場所でしたか。
また、高校と違うなぁーと思った点はありましたか?
先生方がフランクに接して下さったお陰で、会社に入って先輩方と話す場合に過度に緊張することなく話ができるようになりました。
高校(普通科)との違いは、高校時代は国語から物理、数学まで幅広く学ぶため、苦手な科目があっても他の科目でカバーできる部分がありましたが、専門学校の場合、その分野に関する科目ばかりで一つもおろそかにできず、逃げ場がない点が違うと思います。
今後の目標を教えて下さい。
現在、入社して1年半になります。詳細設計部分をリーダーの指示のもとでプログラミングしていますが、リーダーになるには、内部設計部分や更に上流の外部設計部分を勉強してゆく必要があります。これらの分野の勉強も視野に入れ、早く一人前になりたいと思っています。
進路を考えている皆さんにアドバイスをお願いします。
専門学校に入学すると言うことは、その分野を専門的に学ぶことです。
入学してから進路を変更することが難しくなります。入学して続けられるか充分に検討して、進路を決めて欲しいと思います。
具体的には、「この分野が好きか?」、「仕事として頑張れるか?」を基準に検討してはどうでしょうか。
私の場合、高校時代に初めてパソコンを買ってもらったのがきっかけとなり、徐々に興味を持つようになり、情報処理の世界で頑張ろうと思うようになりました。